【2018年2月】仮想通貨事件簿Part.2 「テザー疑惑」会見速報!ビットコイン釣り上げ?資金は?ペッグ通貨?

今年二発目は「Tether疑惑

日本ではコインチェック問題が白熱しています。

仮想通貨全体の価格も急落しており悲壮感が漂います。

日本の投資家では無い一般人は全てコインチェックのせいにするでしょう。

実は世界ではもっと大きな問題に直面しています。

Tether(テザー)はUSD(米ドル)の価格に連動(ペッグ)させる為の、発行額と同等の米ドルを持ってないのではないか?

また、準備金以上のUSDTを発行して、それをBitfinexに送金してビットコインの価格を不正に釣り上げていたのでは無いか?

と2つの疑惑が掛かっています。

どちらも本当なら大問題であり2月7日0時より記者会見が行われます。

*記者会見の内容も更新中*



TetherとUSDTって?

Tether社が発行するUSDTはUSD(米ドル)とほぼ等価値(ペッグ通貨)です。

仮想通貨市場は通貨の下落が連鎖する事が多いです。

BTCが下落しそうな時にETHに変えても結局下落してしまうパターンです。

ですがTetherならUSDと等価値なので回避出来ます。

これだけではUSDに換金しても同じですがTetherは仮想通貨なので送金手数料が安く、送金速度が早いです。

そして法定通貨では無いので各種法規制からも逃れることが可能です。

仮想通貨の一時的な利確先として重宝されて居るわけです。

USD等価の仕組み

Tether社は顧客から法定通貨を預かったら同額のUSDTを発行します。

顧客がUSDTを売却する時はそのUSDTを廃棄し法定通貨を返します。

通常の仮想通貨は発行され売買され値段が上下します。

USDTはそうでは無くギフト券のようなイメージです。

お金を貰いギフトを発行。ギフト券を使用不可にして等価値の商品と交換

これを繰り返す事によりギフト券の価値は常に日本円等価値になります。

コンサートのチケットのように5000円で買ったものが1万円で売買されたりするのが、通常の仮想通貨です。

USDTの前提条件

この通貨が成立する条件はTether社が発行USDT総額の準備金を保有することです。

極端ですが市場にある全てのUSDTを常に全て買取りできる事が絶対条件になります。

ギフト券もそれがいつでも使えるから価値があり信頼されています。

使えもしないギフト券を大量に発行した場合は間違いなく非難轟々です。

まさにこれを2018年正月にやらかした企業があるので後に紹介します。

疑惑

1月29日、Tether(テザー)社が監査法人との関係を打ち切りにしたのではないかと報じた。

(。ŏ﹏ŏ):何か怪しい。

さらに1月31日、米国商品先物取引委員会(CFTC)が2017年12月6日にテザー(Tether)社と大手仮想通貨取引所のビットフィネックス(Bitfinex)に対して召喚状を送付していたと一部メディアが報じた。

*ビットフィネックスとテザー社の最高経営責任者は同一人物

(。ŏ﹏ŏ):やばい!!!!!!

準備金不足

CFTCは「テザー社がペッグ通貨であるテザー(USDT)の裏付けとなるべき、ドル資産を十分に保有していない」という可能性を懸念している。

2月6日時点でUSDTは約22億8000万枚(約2485億2000万円、1ドル109円換算)相当が発行されており、本来は発行枚数と同程度のドルを持っていなければならない。

これを保有していなければ、ドルの裏付けが無いUSDTを発行していたことになる。

↓↓分かり易く例えるための旬なネタ↓↓

最近イオンの正月福引抽選会で大炎上しましたね。

5000円購入毎にふくびき券プレゼント。抽選は後日。

券を貰った人が後日福引に来てみると?

既に定数は終了しています。

景品の数より多く福引を発行していたと言うことですね。

ズルすぎる!抽選を後日にして集客したもの罪深い!!

Tether社にはこれを数千億円規模にした疑いが掛かっています。

もし本当に準備金がなければUSDTは売られ続けます。

準備金分は換金できると考えると早いもの順なので当たり前ですね。

そうなるとUSD等価を保つのは困難で急落するでしょう。

ビットコイン価格釣り上げ

これは簡単に出来ちゃいます。

お金無いけど大量にUSDT発行します。

そのUSDTを使って大量にBTCを購入します。

終わり!!

大量に購入する事により価格が上がり市場参加者も釣られて買うため価格は上昇します。

ですが言うのは簡単でも実行するのは難しいです。

Tether社はUSDTを自由に発行出来ます。Bitfinexは仮想通貨の売買が可能です。

そしてこの2社の最高経営者は同一人物です。

だからこそ今まで隠しながらもこの芸当を可能にしてきました。

疑惑の根拠としてはUSDTBitfinexに着金した直後にBTCの価格が上昇する事が多い。

Tether社は年に1度『Tether Report』という、新規発行の記録を公表している。

これを見ても新規発行のタイミングが直近1年間のBTC急落局面と連動している。

この2点の理由から疑惑は深まっている。

ビットコインが急落した時に新規発行して、Bitfinexに送った直後に上昇。

話だけ聞くと真っ黒ですね!!!笑

最悪のシナリオ

USDTの発行枚数は約22億8000万USDT(=22億8000万USD、2月6日時点)

これがビットコインに全て流入していたと仮定すると、テザーによって上昇していたビットコインの時価総額は?

22億8000万×20倍=456億ドル(≠約5兆円、1ドル=109円)

CFTCの動向が報じられる前の1月30日時点のBTCの時価総額は1701億8300万ドル(約18兆5499億4700万円)

Tether社に準備金が無く償還できない場合、456億ドル/1701億ドル=0.2680(26.80%)が消失する。

1月30日の終値10,000ドルからだと、約7,400ドルまで下落する。

まとめ

既に2月6日現在、7000ドルまで下落しています。

会見前ですが既に投げ売りが始まっており最悪のシナリオより安いです。笑

最近は様々な問題が立て続けに起こっておりUSDT分以上の下落です。

会見でTetherの白・黒がハッキリしますが、黒なら5000ドルの覚悟は必要そうですね。

この後会見が始まるので一旦この辺で区切ります。

記者会見内容

*随時情報の更新を行っています。